耐性と惰性。

1日が24時間では足りないくらい目まぐるしい、平日も休日もしんどいなあ、しんどいなあと思いながら生きているけれども、少し前と比べれば確実に体力がついているな、と思うようになってきた。数ヶ月前までは月曜の朝は抜け殻のようになっていたことを思えば、状況は改善している。密度の濃い時間を過ごすことへの耐性がついて、逆になにもない手持ち無沙汰の時間が現れると居心地が悪いというか、しっくりとこないくらいだ。

 

筋トレと同じで、何歳からでも、自分に負荷をかけることで、人間は強くなれる。逆に言えば、若いうちからだらけてしまって、それに慣れてしまうと、もう一度ギアを入れ変えて頑張る、ということに対するハードルは年々上がってしまう。自分自身でいえば、もちろん頑張っていないつもりでもなかったが、やっぱりだらけてしまっていた部分もあったのだろう。そのまま惰性で老いていくこともできたはずだが、ギリギリのところでもう一度頑張るところに立ってみた、というところだ。だから、やらないという選択肢は、ない。