旅の空。

メディアも事件一色なので、あまり見れたものではないので、久しぶりに旅行記などを見返していた。ちょっとタイムラグのある、20年近く前のWebサイト。


ちょうどこの頃は、自分も、休みのたびごとにアジアに出かけていたのである。旅の空で感じたこと、触れた人々との体験は今でも鮮明に思い出せる。


今さらながら、世界にはいろんな場所があるんだ、ということを思い出す。そして、これらの場所の風景や、人々の生業は変わっていないのだろうか、それとも大きく変わっているのだろうか。バックパッカーが動き回るような旅はいまもできるのだろうか。


スリランカが国家として破産状態に入った。情勢も厳しくなってきているようだ。日本社会は全体としての衰退の進行とは裏腹に、昔と比べれば良くなってきている部分も相応にあるとは思う。しかしながら、国によっては厳しい状況になってきているのではないかとも感じる。


20年前の世界はいろんな意味で牧歌的であった。いまもなお牧歌的な部分が残されていてほしいと思うのだが、現実はどうだろうか。あと10年くらいすれば、またバックパックをかついで世界にくり出してみたいものだが。