楽しく仕事をしているね、と同僚に言われた。それはその通りであるし、嬉しいことである。本当に自分のやりたいことを突き詰めないと、人生もったいないな、と思っているからこそ、いまに至る選択をしてきた。そういう意味では、わがままな人間なのだと思う。
人生はトレードオフの連続である。なにかを得るにはなにかを捨てなければならない。その優先順位を変えて、今があるとも言える。おそらくは、自分の顔の表情も、前よりは変わっているはずだ。
以前と比べると、自分にも、周りにも正直に生きられるようになったと思う。まだまだ細かいところで、あれができていない、これが足りないということはもちろんあるけれども、少しずつでも、自分自身はよくなってきているはずだと自負はしている。
未知の領域に足を突っ込みはじめているとは思う。このまま突き抜けられるのか、すごすごと矛をおさめて後戻りしてしまうのかは自分でもわからない。こんなときにできるのは自分で自分のことを信じることだけだと思う。大きい気持ちをもって、大股で足を出していきたい。
