ゴールデンタイム。

最近都心のホテルのラウンジでお茶をすることが増えた。スタバやドトールに比べれば空間がゆったりと確保されている。正直なところ普通にランチを食べるよりも値段が張るので、自腹ですすんで行こうと思う場所ではないが、仕事の打合せをするには良い場所だと思うし、精神的にも落ち着ける場所だ。


落ち着ける場づくりがなされているのは良いことではあるが、とはいえ客層は幅広い。高齢ご婦人の友人連れ、なにで儲けているのかわからない金ピカな人、意外と多い赤ちゃん連れ、などなど。圧迫感はないのだが、最近は満席になっていることも多い。日本人オンリーでこれなのだから、インバウンドが解禁されれば、いまの日本の飲食店はどこも人で溢れかえるのではないだろうか。政治的にも水際政策の解除は喫緊の課題のはずだが、さてどうするのか。


この2年間は事業者にとっては辛く厳しい時間であったが、こと消費者にとっては、我慢こそ強いられる部分はあったものの、おおむね快適に消費生活をすることができた時間帯だったのではないだろうか。そのゴールデンタイムはもう終わろうとしている。