昂。

なんと言ったらいいか。毎日いろいろある。


長年お付き合いしていた人に激昂される、ということがあった。心当たりはあるのだが、なぜだろう、という感もぬぐえない。ちょうど虫の居所が悪かったのだろうか。いずれにせよ、自分の感情のコントロールができない、というのは大人、ビジネスパーソンとしては失格だと思う。それなりに年を重ねてくると感情に抑えが効かなくなるというのもあり、やっぱり年相応には現役を退かなければならないのかなあ、という気持ちはある。


人それぞれ、背負ってきた人生があって、そこで形成された性根があるのだろう。そして、その性根は人それぞれに違う、ということは年々理解しにくくなるのかもしれない。相手も自分と同じ思考回路で動いているはずだ、という思い込みが自分の首を絞める。


自分は、そういうものからは自由でありたい。分け隔てなくフラットに人とは接したいし、上下関係でしか人と付き合えないというのはもったいなさすぎる。でも、人にはそれぞれ与えられた性根があるのだ、ということもまた真実だ。不景気になってきて、みんな切羽詰まってくる。周りに振り回されず、淡々と徳を積むしかないと思う。