カネよりヒト。

急速な感染拡大、身近でも感染者が出てきている。おそらくは今月末にかけてピークを迎えるのだろう。なにかとバタバタすることが多いかもしれない。


しかしながら、オミクロン株は、Covidで騒ぎ続ける最後のタイミングになるのではないか、という気運が日々高まっている。中国はオリンピック開催を控えてなんとしてでも感染を食い止めるために、かなり無理に社会活動を制限している。これが経済活動にも深刻な影響を及ぼし、いま感じているレベルではないほどのインフレがこれからは起こることになるだろう。


カネを刷ることはできてもヒトを刷ることはできないのである。ただでさえ東アジアは少子高齢化に喘いでいる。いくらカネを蓄えて老齢期に入ろうととも、それだけでは生きていけない時代がくるのは目に見えている。そうしたときに大事なのは、自分さえよければ、の気持ちで生きることではなくて、おカネだけではない人のつながりを絶えさないことだと思う。そして、おカネがたとえなくとも楽しく生きていける方法を見出して、あまり先のことを考えず、日々と向き合っていくことだと思う。