オリックス優勝。

書きそびれたので今ごろになってしまったのだが、バファローズ優勝、おめでとう。25年ぶりと聞くとこれもまた感慨がある。オリックス球団としてはこの四半世紀は低迷の歴史と言っても過言ではなく、よくここにきて投打が噛み合って上位にこれたな、というのが正直な感想である。


もともと個の力は相応にあったチームだが、どここで歯車が噛み合わず、いつのまにか下位に沈む、というシーズンを繰り返してきた。今年はたまたまホークスがシーズンを通して本来の力が出せなかった、ということもあるが、山本由伸という文句なしのエースが登場したことに加え、故障者が続出した土壇場でもしっかりしたゲーム展開ができていたことこそが優勝の要因であろう。マリーンズは最後まで自力優勝のチャンスもあったが、勝ち切ることができなかったのは対照的でもある。


バファローズも強くなったし、ファイターズも来年からは新庄監督がタクトを振るうので、侮れない存在である。パリーグの勢力図もまた変わっていくのかもしれない。