北東アジア。

今年の北東アジアはどうなっていくのだろうか、というくらい事態は風雲急を告げているように見える。


まずは韓国、ときの政権は既にコントロールできない状態に入っている。この袋小路の先にどんな落としどころがあるのだろうか。韓国が北朝鮮に取り込まれるという、数年前ならまさかと思うようなシナリオすら現実味を帯びてきた。感情的に非難することも、中途半端に折れることももう必要ないし、近いうちにくるなんらかの崩壊に的確に対処できるように準備しておくしかないのだろう。


そして中国、こちらは米中経済対立のダメージがかなり効いているようだ。いますぐにこれが大陸中国の崩壊につながるというほどでもないだろうが、世界的な景気減速につながることは間違いないだろう。これに加えて、人口動態の変化がにわかに囁かれるようになり、中国経済のピークアウトがどんどん確かなものとして感じられるようになるだろう。


どちらも、常にダウンサイドを意識しての見立てになりそうだ。