天気。

89日開幕とただでさえ遅く始まった夏の甲子園が異常事態である。ここまで悪天候による順延が6日と過去最多を更新し、昨日も第1試合はノーゲーム、第2試合は中止となり第3試合と第4試合のみが行われた。


17日の第1試合は強行されたが、途中から豪雨となり、8回表の攻撃中に中断後そのまま降雨コールドとなった。最後まで試合をやりきれず、甲子園を去るチームの心境はいかばかりか。サスペンデッドなどの対応が事前に準備されていなかったのもお粗末ではある。


新たに組みなおされた日程では、決勝が29日となった。31日からはプロ野球の試合が予定されている。本日もまた、それなりに雨が降ることが見込まれている。特にここ数日は、決まったように第1試合の時間帯は強い雨が降り、終日中止が決まったあとに、午後からは晴れ間が覗くなどという日もあった。主催者側を嘲笑うかのような天の差配である。


硬直的な対応だけでなく、少しずつ運営側も柔軟になってきているが、果たしてどうやって決勝まで走り抜けるか。そして高校生に無用な負担が押し付けられないことを願う。