ウマ。

ここ数年一緒に仕事をしてきたメンバーと、どうもウマが合わないことが多い今日この頃である。これもなにかのメッセージなのかと捉え、最低限の礼儀は尽くすものの、徐々に距離を置くのもひとつの解かと考えている。


いろんな思い出もある人と離れるのは時に辛くもある。できればこれまでの延長線上で、と願いたい気持ちも自分のなかにある。それでも、全体の流れに逆らって、メッセージに逆らってしがみついてしまえば、必ず良くない結果をもたらす。ウマが合わなければ、それはなにかを変えなければならないタイミングなのだ。


これからの時代、広く浅く人と付き合わなくとも、必要な人との結びつきは自然に強くなっていくし、そうでない人との関係をリテンションし続ける必要はない。消化不良になっていた分、本当にいま大切にしなければならない人との時間に費やすべきである。


旧来の人とのつながりを薄くした分、その隙間に新しい出会いがすべり込んでくる。そうやってまた、新しい物語を紡ぎはじめるのだ。