軌道。

4月から仕事で新しいプロジェクトに加わっていたことで、4月や5月の前半は毎日しんどいなあと思いながら働いていたし、事実遅い時間まで残ることも多かった。正直なところ、5月の半ばで心身の限界ということでギブアップしようかな、それができたら楽なのにな、と思うこともあった。それが6月に入って、少し軌道に乗り始めたこともあり、負担感がかなり減ってきた。まだまだ滑り出したばかりであり、年末に目指す場所まではまだまだ遠いのだが、ひとまずは最初の峠は越えられたのかな、という思いがある。


自分自身なにが変わったという自覚もないのだが、今まで見えなかった、周りの人がこれだけ情熱を持って仕事をしているんだ、という一面や、プロフェッショナルとしての矜持に触れることができたのはよかったと思う。まだまだ自分なぞは覚悟をもって仕事に取り組んでいないよな、というわが身を振り返るきっかけにもなった。


金銭的報酬も大事なのだが、それにもまして、自分の仕事に誇りをもって取り組むことも大切である。そしてそういう人に囲まれて仕事をすることほど貴重な経験もないと思う。