セルフネグレクト。

気温が30度を超えて、いきなり夏がやってきた感じ。しかしながら昨日は空気もカラっとしていて空調も必要ないくらいであった。夏本番もこんな日が続けばいいのだけど。太陽の光が強いとこの世界の生きとし生けるもの全てが平等に祝福されているように感じる。


セルフネグレクトについての記事を読む。いまの世の中、以前にもましてセルフネグレクトの状況に陥ってしまっている人は多いと感じるし、ぼく自身もまたその傾向がないとも言い切れない。人生に対して投げやりになってしまっている部分があると思う。


利他の心は大切ではあるし、誰かのために頑張るからこそ生きる実感が得られるというのは真ではあるが、自分をさしおいてまで没頭すべきではない、というのがあるべき姿なのだろう。ひとつの法人格を持続させるために、その構成員が人生を棒に振ってしまう、というのは悲しいことであるし、あってはならないことである。そうして、そういう状態を看過している、わかっていながら利用して活動する組織は罪深い。


誰にとって居心地の良い世界であるべきか、よくよく考えなければならない時機にさしかかっているのだと思う。