息災。

大嶺祐太が先週4年ぶりの勝利。もうプロ15年目になるんだなあ、という感慨。勝利投手になった試合以外でも、しっかりとした投球をしているのが頼もしい。


鮮烈なデビューを果たしたのはもう14年前のこと、そこから苦しい時期ばかりだったと思う。一昨年には肘を故障して、育成選手への切り替えを目的としたものとはいえ戦力外通告も受けた。それでも腐らずリハビリを続け、マウンドに戻ってきたのは偉い。あと何年、などとは言わずできれば40歳まで息長く投げてほしいと思う。


マリーンズは、序盤のつまづきを早い段階で取り返して首位争いに加わってはきたものの、交流戦の中盤にきて、少し息切れしている。各選手の調子はけして悪くはないと思うのだが、采配に精彩をかいている。もっといえば、特定の選手(鳥谷敬)の重用がブレーキとなってしまっている。これでは本人も辛いだろう。


今年はオリンピック期間中はペナントレースが休みになる。これがどう作用するだろうか。秋まで、面白い野球がみられることを望んでいる。