緊張感。

昼寝をしていると、ふと強い風が窓の外から入り込んできた。すわ、衝撃波かと構えてしまった。


平日の昼間も、ついついTwitterから目が離せない。戦争がはじまってから、いつなにが起こるかわからないという気持ちで毎日を過ごしている。いまのロシアの軍の力は大したことがないとは思うが、核兵器を使う可能性があるという点において、ここ数十年起こってきた戦争とは質の違う展開になっている。ある意味キューバ危機とならぶ事態なのだろう。


「人道回廊」の設置が提案されている。一般民衆を避難させた後には、容赦ない空爆をするつもりなのだろう。なぜこんなことになるのだろう、という思いしかない。2022年にもなって未だにどうして人が人をこれだけ殺戮できるものだろうか。


正気を失い、認知に歪みを生じてしまった人間が独裁の地位にあることの悲劇を感じる。それは確かに罪深いことではあるが、その当人もまた、現実に脅威を感じ、こうした軍事行動に踏み切らざるを得なかった、というのも真実なのだろう。やるせない思いが強い。