同い年のマリーンズの大砲、大松尚逸が戦力外通告を受けた。最後に華々しい活躍をしたのは2010年のことで、それから長い雌伏の時を過ごしていたので、とうとうきたか、という実感ではあった。同じく同い年で、中継ぎ投手として働き、2010年の日本一の瞬間にマウンドに立っていた伊藤義弘も戦力外通告を受けた。
サブローも引退し、マリーンズの選手で、僕よりも年上になったのはついに、井口資仁、福浦和也、古谷拓哉の3人だけになった。30代も中盤というのはそういう年頃なのだ。
他球団も含めてベテラン選手を見ていると、35歳を過ぎて現役を続けられる選手は、能力もさることながら、野球に取り組む姿勢で若手に良い影響を与えていることが多い。逆に言うと、姿勢の面で若手の手本にならない選手は、ほとんどこの歳までに姿を消していく。
ふと自分に置き換えてみて、そういう歳になってきているんだ、としみじみ思う。周りにどういう影響をもたらせるか、もう考えていかなければならないのだと思う。