進化する駅伝。

なんかこのタイミングだけど箱根駅伝の話を。もう10年以上応援している中央学院大学は今年は予選会で散った。10数年ぶりに推しのいない箱根駅伝になるので、こんどの正月はそんなに力を入れて中継をみることもないのかな、と思っている。


やっぱり哀しいので、予選会の結果を振り返る。さらには今年の箱根の結果も振り返る。予選会もピークを外した選手もいるものの数字だけ見るとそんなに悪くないのである。さらに前回の箱根も、各選手はそこそこ走れている。創価大のアンカーが爆発的な走りをしてまくられたのが不運だったとも言えよう。


ただ、それでも結果として箱根本戦に出られない、というのは、それだけ他の大学が飛躍的にタイムを伸ばしているということがある。これは機能性が増したNIKEのシューズが定着し、その底上げを考慮して、より高いレベルでのタイムを出すことを他大は前提とし、中央学院はそこまでの到達点は目指していなかった。例年通りのタイムを狙っていけばおのずと結果はついてくるだろうと思い込んでいたフシもあるのではないかな、と思っている。


そういう意味でも、今回の挫折をばねに、来年からはもう一段上のレベルを目指していく姿を見たい、他の中堅校もレベルアップしておりたやすい道ではないけれども、また本戦ならびにシード常連となる力をつけてほしい。