ストーリー。

息子が好きな仮面ライダーアーケードゲームのカードが配布されるとのことで朝から行列に並んできた。無事入手できてよかった。スイミングで立ち会えなかった息子は、帰ってきて跳ねて喜んでいた。


子どもと一緒に初めて初回から見始めたアニメである仮面ライダーゼロワンもついに最終回が近づく。昭和ライダーのストーリーといえばもっとシンプルなものだったのだが、平成ライダーもとい最近のものはストーリー展開が複雑でとてもついていけない。幼児はどこまで理解できているのだろうか、もしかすると平成末期に生まれた子どもだからこそむしろ理解できているのだろうか、などとも夢想してしまう。


かつて、新世紀エヴァンゲリオンセカイ系の複雑なストーリー構成で名を馳せて、特に終盤の解釈には大人になっても唸らされたが、子どもの精神世界はその当時よりももっと発達しているのだとは思う。それに応える見事な作品を世に生み出し続けている日本のアニメはもっともっと評価されてもいいのだと思う。


9月の声を聞く頃にはまた次の作品がはじまる。息子が仮面ライダーを卒業するタイミングがきても、引き続き見続けてしまいそうな予感がいまからしている。