忘我。

淡々と過ごした4連休だった。まだ梅雨明けは遠く、じめじめと蒸し暑い日が続く。ついにエアコンを使うようになった。そのせいもあってか、子どもが2日続けておねしょをしてしまい洗濯が大変であった。そろそろマットレスも買い替えたほうがよいのかもしれない。


朝の4時におねしょに気づいたので、そのまま洗うわけにもいかず、応急処置としてバスタオルを引いて新しいシーツをかけてそのまま寝る。当然ながら気分はよくないし再度の寝付きもよくない。うだうだとしているうちに気が遠くなるような感覚に陥る。こういうことがたまにある。自分の意識が身体から離れて、身体よりも少し離れたところで自分の肉体を見つめているような、そんな不思議な感覚だ。そうなると、生に対する執着も消えて、もうどうなってもいいや、流されるままに生きよう、という気になる。


命が尽きるその日まで、良いことも悪いことも呑み込んで生きるのだ。苦い経験も含めて人生は味わうものなのだ。いま少しずつではあるが、次の5年や10年を形づくる人間関係やプロジェクトが見え始めている。どうなっても自分らしく、自分にできることをやっていくんだ、と決めて、なにがあっても前進する。