ノンフィクション。

ザ・ノンフィクション、ここ数ヶ月は今までよりもさらに食い入るように視聴させてもらっている。先週のケーキ屋さんの話は泣かせるものだったし、今週の居酒屋さんの放送もなかなかの内容であった。


大家族総出で居酒屋を経営するという話。体育会系の一家、その絆を見せつけられる明るい雰囲気ではじまるのだが、話が進むについて、本当の闇のようなものがチラチラと垣間見えてくるのが本当に怖い。


36歳の長女から15歳の末っ子みながスタッフとして働くお店の雰囲気も、闇のようなものを見てしまったあとでは違うものに見えてくる。突然失踪し、家族を作って顔を見せにきた長男、自分の進路を悩みはじめたところで、きょうだいの前で吊るし上げにあう三男、父親の機嫌を損なわないような発言しかできないほかのきょうだい、、長男以外はいい歳でもあるのだが、たまたまかもしれないが結婚しないでいる。。


この異常さを、それとなく視聴者に見せようとするテレビ局側の巧妙さには恐れ入る。撮られる側と見る側の認識の差。。


そしてその真ん中にいる父親にふりかかるコロナ感染。もう次回を見ずにはいられない。ずんずん刺さってくる。