トランプ砲。

数日前からドナルド・トランプTwitterをフォローしている。話に聞くのとリアルタイムでツイートを目にするのとではずいぶんと印象も変わる。これほどの刺激的なことを自分で発言しているのかーとびっくりする。


発言に直に接するとよくわかるのだが、彼はもはや再選のことしか頭にない。国際情勢や、いま目の前にある問題をどう乗り切るかよりも秋の選挙のことが大切なのだということがひしひしと伝わってくる。おそらくは、選挙で敗れれば一族郎党の身分も危うくなってくるのだろう。本当に切羽詰まり、敗色濃厚になってくるような事態になれば、突拍子もないことをおっぱじめかねないと感じる。


しかしながら、財界の人たちなどからすればトランプほど見通しの立ちやすいトップもいないだろう。ある意味では彼らもトランプと共犯関係となり、マーケットやらビジネスフィールドである程度たやすく利を取ることができる。前提が覆るタイミングにだけ気をつけていれば良いのだ。


再選となっても、再選がなしえなくとも、その後の世界は悲惨なものとなりそうだ。生き残るための準備だけはしておかないと、と思っている。