おしんその後。

おしんは今週から青春編が終わり、試練編がはじまっている。ここまでは不遇もありながらも、周りの人の温かい手に支えられて生きてきたおしんだが、ここからは本当のどん底に突き落とされるのである。果たして穏やかな心で見ていられるだろうか。。 別になつぞらの出来が悪いとも思わないし、これはこれで現代らしいつくりのドラマだと思うのだが、並べて視聴するとおしんの迫力はすごい。いつも圧倒的に心が揺さぶられるのはおしんのほうである。あらすじを予め読んでいても、本編を1秒たりとも見逃してはならないという気持ちにさせられる。 人ひとりの人生にはこれほどまでにいろいろなことが詰まっているのだなあ、と思わされる。もちろん、20世紀の激動の時代だからこそのことはあっただろうが。21世紀もいろいろある時代になるだろうけど、どんなことになっても這い上がる気持ちで生きればなんとかなると、おしんを見ているとそういう気持ちになれる。