鍛錬。
同世代の経営者と話していると、マラソンやトライアスロンをしているという話はよく聞く。ひと昔前は経営者の社交というとゴルフだったのだが、いまはそれがトライアスロンなどに徐々にシフトしているのだろう。
経営者がトライアスロンにハマるのは、もちろん全ての基礎になる体力をつけるため、精神を整えるためということもベースにはあるのだろう。もうひとつは、鍛練により自分の身体を変えていくこと、タイムを縮めていくことが、努力と成果の相関が確実に出やすいことにあるのだと思う。ビジネスという不確実性の海を日々泳ぐなかで、こういった確実な手ごたえを得ることで、経営者はまた自信をつけていくのだ。
ということで、経営者ではない僕もさすがにそろそろなんらかの運動をしたほうがよいと自覚するに至った。ひとつひとつ、積み重ねて成果を出していくことは本来得意だったことのはずだ。気温の上昇とともに、重くなった身体を動かしていかなければ。