量より質。

毎日めまぐるしく過ぎていく。立ち止まって考えることもなく目の前のことをこなしていくのはある意味楽ではあるが、そういう時は後になってあまり成果につながらないことが多いので、めまぐるしく過ごしていることだけで満足してしまうのは危険だと自覚している。

これまで量をこなしていれば、そのうちに質が伴い、成果も出てくると信じて行動していたのだが、そろそろこの考え方を改めなければならないかな、と感じてきている。結局のところ切り口にエッジがなければ、労多くて実りなし、になってしまうのだ。少し前まで曲がりなりにも多少成果が出ていたのは、成果の出やすいフィールドにいたからということと、自分自身で案件をグリップして成功させようという意志があったからなのだろう。意志のないまま行動量を増やしても成果には繋がらない。

加えて、むやみやたらに行動量を高いレベルで維持できるほどの体力気力もなくなってきたのだ。だからこそ、ちゃんとフィールドを定めて、効率よくやらなければならない。とはいえ、若い頃からがむしゃらに行動量を増やしていたことは無駄ではなく、僕自身の基礎を作ったことは否定はしないが。