シナリオ。
また、頻繁にコロナのことに言及しないといけないのかなあ、と思うくらいに、ここ1週間でも事態が逼迫してきた。いまさら一律での行動制限もかけられないだろうし、冬の間じゅうはこの状態が続くのであろう。
一方で、株は狂ったように上がり続けている。ワクチンの結果が出るたびに上へ上へと反応していくし、ロックダウンとなっても金融緩和期待で上がっていく。経済はどう考えてもボロボロなのだが。
この違和感はいつになったら解消されるのだろうか。どう考えても歪んでいる。インフレという形でこの歪みが解消されていくのか、それともバブル相場はどこかで崩壊するのか。まるで、永遠にジェットコースターの登り斜面に乗っているかのようである。どうせならば、早く下りはじめてもらったほうが精神的にずいぶんと楽になるのだが。
コロナウイルスがこの時代を転換させるための触媒としてこの世にもたらされたのであれば、この先どういうシナリオを用意しているのだろうか。ここまで完璧に近い対応をしている大陸中国に落とし穴はないのか。わからない、まだまだ知りたいことがたくさんある。