追憶。

少し前になるが、息子が怪我をした。お正月のデパートの休憩スペースではしゃいでいたところ、テーブルにこめかみをぶつけて切ってしまったのだ。血が出てきたので、僕は使い物にならず(苦手なので)、妻が応急処置をきてくれた。全く頼りにならない男だ。。


ばんそうこうでいちおう平静を取り戻したのだが、傷が深そうなので、いちおう近くの大きな病院の救急外来で診てもらう。まだ三が日なのに、僕よりも若い医師が詰めていて、頼りがいのある対応をしてくれた。改めて、お医者さんは尊い職業だなと思う。。


処置をしてもらい、改めて翌々日に再度診てもらって、ひとまずは経過をみることとなった。息子はけろっとしているのだが、親としてはやはり気を揉むものだ。そして、僕自身が小学生の頃に同じように転んで額を縫ったときのことなどを鮮明に思い出す機会になった。自分の記憶と、息子の体験と。人生はいろんな追憶でつながっている。