断捨離。

保育園やら幼稚園に通っていると、あっという間にモノがどんどん増えていく。ありがたいことに毎週のように園で工作にいそしんでいるので、親へのプレゼントやら季節ごとの飾りものやらいろいろあるのである。

最初は専用のボックスに入れて保存していたのだが、毎年毎年増えてくるので、思い切って捨てることにした。子どもに製作物を手に持ってもらい写真を撮ってはゴミ箱に突っ込んでいくのである。子どもには捨てることまではちゃんと伝えない(伝えたら拒否されるので)のだがまあこれは仕方ない。

モノに囲まれているとそれはそれで安心する気持ちもあるのだが、どうしてもそれに依存してしまいがちになる。モノとはたいてい過去の思い出と紐付いているものである。なかには未来に向けてなにかを示唆してくれるような大切なモノもあるのだが、たいていは過去を振り返るためのものを逸脱することはない。過去を振り返ってなんらかの達成感や思い出に浸ることも大切なのだが、そればかりしていては前には進めないのだ。それこそが断捨離のキモなんだと思う。