ペダルの重み。

きょうも今日とて地方出張へ。公共交通機関も本数が少なく、タクシーもつかまりにくいようなところなので、久しぶりにレンタサイクルを利用する。

道ばたの雪もほとんど消えてきて、太陽が照っているので気持ちいいのだが、ペダルが重く感じる。ここ3年くらい、電動自転車に乗るか、ロードバイクに乗るかの生活だったので、脚の筋肉が衰えているのだろうか。保育園の送り迎えで30分以上自転車に乗る日が多いのだが、電動では運動になっていないのだろう。

ふうふう言いながらペダルをこぐと、昔一人暮らししていたアパートから会社まで、自転車を漕いで通ったことを思い出す。行きは五反田と飯倉片町に長い登りがあって、いつも大きく息を吸って立ち漕ぎで脚を回していた。もう10年くらい前の話になるのだ。

歳と年を重ねるごとに身体も思い出も重くなる。両方とも意識して動かしていかないとあっという間に錆びついてしまいそうだ。1日使って重くなった脚をぶらんぶらんさせると、一気に眠気が襲ってくる。