ノート。

ふとした機会に、ここ5年くらいの仕事を棚卸しする機会があった。ここ5-6年は仕事でも毎日しっかりノートに記録しているので、それらを読み返せば、その時に考えていたことがありありと思い出せる。本当はExcelで管理すればもっと良いのだろうが、手書きのメリットがひとつあって、字面に心情が表れているのだ。これは自分でも予期しない副次効果であった。

振り返って、毎年それなりに進歩していることは見てとれる。ただその進歩が必ずしも良い方向へ向かっているとは限らなくて、袋小路に突っ込んでしまっている、もしくは中途半端に幅を拡げたことで逆に成果が上がらなくなっている部分があることも読み取れる。

加えて、これは極めて精神的な部分になるのだが、仕事に気持ちが入っているときは、どこかで助け舟のような案件が舞い込んでくるようなことがある。別に神さまのような存在を信じるわけではないけれども、真面目に真摯にやらなければ、運命は味方してくれないのだ、ということは、わりと本気で信じている。