小旅行①。

昨日の記事で書いた栃木行きとは1週間前のことなのだが、あのときの印象がその後も心に残ったのと、今年の夏前に行った群馬出張のおり、太田の駅前にある美術館と図書館が良かったので、家族旅行で再訪することにした。三連休にもなると、少なくとも1日くらいはどこか遠出しないとそわそわしてしまうタチである。


早起きして、まずはこれも行ってみたかった大泉町へ。中南米系の人が人口の1割以上を占める特異なエリアである。ブラジル系のスーパーがあるとのことで、てくてくと駅から歩いていく。季節は晩秋で、カラッと晴れた上州らしい空に枯れ葉が舞うのだが、道行く店の看板はポルトガル語という異空間さである。


スーパーは完全に中南米系の人向けにシフトしたもので、店内は普通にポルトガル語が飛び交っているのだが、よそ者である我々にも優しい。特に子どもに対して優しい。ごろっとしたサイズの肉などが特徴的なのだが、なぜかブラジルなのにフランスパンは種類が豊富で、道すがらのおやつにと買い求めてしまう。(明日に続く)