反すう。

最近、地方都市に出張しては、終電ギリギリまでお酒の席に出て帰ることが多い。眠い目をこすりながら、電車に揺られて帰る。

帰りの電車のなかで、酒席で話題にのぼった話などを忘れないうちにメモしておこうとノートを広げるのだが、つい数時間前のことがうまく思い出せない。頭の中にいろいろと情報は入っているのだが、それがうまく整理されていないことを感じる。

こと最近は、朝から夕方までデスクに張り付いて情報を整理する日を設けていなかったので、その弊害がきているのかもしれない。情報を取り入れなければ新しいアクションができないのは確かであるが、整理されないままに情報を溜め込むのは本末転倒であり、せっかく労を費やして情報を取り入れた意味がない。

来週は、外に出るのは最低限にして、納得いくまで今年のことを振り返ろうと思う。たぶんその過程を経ないことには僕自身前に進むことはできない。ひとつひとつ、今年のことを思い出して、よかったことにも悪かったことにも決着をつけたい。