騒動。

ここ数日の森友学園をめぐるドタバタを、どう考えれば良いだろうか。第二次安倍政権になって、この手の騒動は何度か繰り返されているが、いずれも政権は致命傷を受けずに、最後には一件落着している現実を、どう捉えるべきだろうか。

結論から言えば、政権を追い込む側に問題があるのだと思う。政権を追い込む側があまりにも、「安倍憎し」の感情にとらわれすぎて、論理立った追求ができていない。安倍憎しの感情を晴らすために、目の前のものに手当たりしだいに飛びついているような状況だ。

そして、罵る言葉がいつも汚い。単に事象や姿勢を非難するレベルをはるかに超えて、なぜかいつも人格攻撃をしている。少なからずいまの政権にも問題があると感じている人は相当多いと思うが、そんな人たちを興ざめさせてしまうほどに、政権打倒派のやり口や節操のなさには閉口する。結局のところ一周回って、彼らは政権維持を利する動きをしているのではないかと思わざるを得ない。