国葬。

1週間をバタバタと過ごしているうちに、安倍元首相の国葬が終わっていた。当日は都内にいたが、交通規制をしている感じもそこまでひどくはなく、もちろん警官の数は多かったが、普段通りに仕事をして、特段黙祷をするようなこともなかった。

 

心穏やかに過ごせたと思う。暑いくらいのよく晴れた日で、天気がよかった。危惧したほどの混乱もなく、つつがなく終わったと言ってもよいのだろう。

 

安倍さんには特別な感情はないものの、政治的立場を問わず、国葬の日を前にして、いろんな意見、時には目を覆うような罵詈雑言が飛び交うのは正直いたたまれなかった。いずれの立場にせよ、亡くなった人の前で、人としてできる行動ではないだろう。

 

自分は自分で、聞きたくなければそういうコメントには蓋をしておけばよいのだが、そういうのもできない性なのである。しかしながら、思っていたよりもたまたま自分の周りやSNSは静かで、気持ちが乱されるようなことがなかった。

 

なんにせよ、ひとつの時代の終わりである。