昨日は久しぶりに22時近くまでお仕事。人気の消えたオフィスで淡々と作業するのも悪くはないが、歳のせいか、それとも日ごろ早くに仕事を切り上げているせいか、終わりの方はだいぶんと目がショボショボしてしまった。
疲れを感じながら帰り道の自転車を漕いでいると、前職時代の上司のことを思い出した。子どもが3人、兵庫県のベッドタウンに家があって、そこから1時間半かけて通勤していた。朝は6時に家を出て、帰宅はたいてい日付が変わる直前。睡眠時間は3〜4時間。帰り道はいつも目がショボショボしていたし、気づいたら電車で横に座りながら眠りこけていたことも二度三度ではない。結局のところあまり出世できず九州に単身赴任になったと聞いたけど、元気にされているだろうか。
どんな人生も、他人に成功とか失敗とか言われる筋合いのものではなくて、自分のなかにだけ、正解は残っているのだと思う。疲れたけれども、その分昨夜は泥のように眠りに落ちた。