転機。

毎日働きながら、もっと子どもと触れあえる時間を持てる仕事はないものか、と考えている。いまの仕事は、繁忙期でなければアポイントをうまく調整して早く帰ったり、日によって仕事量にメリハリをつけることができるので、その点では大変助かっている。ただそれでも、帰宅が遅くなり既に息子が寝てしまっていたりすると、ゲンナリとした気分になる。今なら、子どもと過ごす時間を増やすために、自営業に転じた、などという話に共感できる。

諦めてしまえばそれでカタがつくものなのだろうけど、そんな風に割り切ってしまうには寂しい、と思う自分がいる。生活のためとはいえ、子どもと過ごす時間を妥協したくない、そのために、もっといい選択肢はないかとあがき続けていたい、と思う。

甘い考えだ、と思われるかもしれない。でも、もう二度とこない時間を、流されながら生きるのも正しくないことだと思う。いろんな選択肢を排除せず、悔いのないように生きたい。