キヨハラ。

夜中に目が覚めて、清原が逮捕されたことを知った。去年の4月に清原のテレビ出演を見て、ブログを一本書いていただけに、悔しさひとしおである。なぜ覚せい剤に手を出した。

離婚はしてしまったが、あなたには中学生の息子がいるだろう。息子の野球の上達に夢を託していたのではなかったのか、あなたが始めたブログは、他の誰でもない、息子に向けてのメッセージだと僕には分かっていた。それなのに、なぜ道を外れてしまったのか。自分ひとりの人生であれば、めちゃくちゃな終わり方をすることもまだギリギリ許容される。ただ、あなたはそうではなかったはずだ。息子という存在がある限り、どんなに辛くとも、一線は越えてはならないのである。

家族がいて、子どもがいるのなら、心臓が止まるその時まで、合理的に考えて生き続けなければならない。全てを放り出して、後は野となれ山となれとしてしまってはならない。死したあとも自分(の分身)がずっと続いていくことを仮定して、生きなければならないのだ。

崩れてしまったものはもうしょうがない。これからはさらに辛い道のりになるだろうが、もう一度死ぬその時まで頑張り続けてほしい。