英語教育。

週末ベビーフェアというものに行ってきた。パシフィコ横浜に赤ちゃん連れとマタニティな人たちがわんさか集まる。企業のブースがわんさかと立ち並び、ステージではハイテンションなおばちゃんが唄って踊り、その横ではハイハイレースが実況つきで行われるなかなかカオスな空間である。5時間ほど過ごしていると大人ですらクタクタになったのだから、さぞかしムスコも疲れたことだろう。

世は英語教育ブームである。フェアでも英語教材のブースがあり、熱心な勧誘を受けた。3歳まではゴールデンエイジと言われ語学を習得するのに最も適しているのだという。教材も然り、保育園を探していても、英語のカリキュラムが盛り込まれている園は多い。それだけ親も早期教育に期待をしているということだろうか。

わが家でもお試しDVD教材を流してみたり、お風呂でアルファベットがプリントされたマットを使って遊んでみたりしてはいるが、どうも個人的にはしっくりこない。脳の発達からすれば語学習得には最もいい時期なのだろうが、だからといって無理に詰め込むようなことはやりたくないなと思ってしまう。ゴールデンエイジなんて気にせずに、遠回りしてみたり、一見無駄に思えるようなことで時間を費やしてみるのも、ちゃんと意味があるのではないかと思う。