年のはじめに。

2024年がはじまった。もうここ数年の常で、歳末感もあまりなくて、ただ仕事に一区切りをつけて心身を休ませるのが年末年始になっている。ただ、そういう機会があるからこそ一度しっかりと疲労を抜けるのだろうし、3月に向けてはもう一度ギアを入れて頑張ろうという気にもさせられるのである。

 

特に改まってなにか目標を立てるなどということもない(もちろん、具体的な目標というよりは、この時点で気持ちを入れ替えて、心構えをしなおす、という意味での引き締めは意味があるだろう)。目標というのは、設定すれば逆にそこが天井となってしまうもので、あえてそんなものは定めずに目の前にきたことにがむしゃらに飛びつく、そんな気構えを忘れないことのほうが大切なのである。

 

見通しを立てて着実にそのハードルを飛び越えていく、というよりは、クリアするのに見当もつかない、途方もないような壁があったほうが、成長しやすい。先は見えないくらいのほうがいいのだ。そう思って今年も楽しんでチャレンジしていく。