午前中身体を動かしたあと都内に出る。託されたミッションを片付けたり、人と会ったり、事務所に寄って仕事を進めたり。このところは電話もメールもほとんどこない土日に作業を進めることが増えている。たまにはうんざりとすることもあるが、あまりストレスを溜めないように、仕事をする時間帯に関しても自分で工夫している。なにものにも縛られずに仕事の組み立てができるのは良いことだ。
都内もぶらつくが、人手が多い。Covidははるかかなたの話になってしまったと感じる。もちろんCovid以前とは変わってしまったものも多いが、街の雰囲気はほとんど2019年のそれに近いものになってきた。
遠く海の向こうでまた新たな戦闘がはじまった。米国は世界の警察としての働きは既に限界に達しており、欧州も難民の受け入れ、ロシアとウクライナの争いの余波をうけてずいぶんと疲弊している。日本だけが蚊帳の外でのほほんとしているようだが、次は朝鮮半島、台湾でも紛争は勃発するかもしれない。そうなった時にどうふるまうべきか、仕事人としてもいち個人としても、こういう凪の状態にこそ考えておかねばならばいように思う。