祝日なのに、しこしこと仕事をしながらワールドカップを観戦する。ドーハのスタジアムからは、懐かしい「おーにっぽー」のコールが聴こえてくる。Covidの時代になってから久しく聞いていなかったものだ。日本国内でもスタジアムでの声出しはまだほとんど許されていないので、一周まわって新鮮な感じがする。
ドイツとの一戦は全く期待をしていなかったので、先制をされた時点でああやっぱりな、という気持ちを抱いていた。前半終了間際の2点目がVARでノーゴールになり、そこから流れは変わったのかもしれない。後半は緩めることなく攻め続けて、見事に逆転を呼び込んだ。
下手に退かずに攻め続けること、そして誰もが無謀だと思っていることでも、諦めずに冷静にチャンスをうかがうこと、それを大切に相手に立ち向かうべきだ、ということを教訓として受け取った。そして、若いうちから世界に揉まれるなかでメンタリティを確立することがいかに自分の力を高めるか、ということをよく分かった。