虚心坦懐。

またもやなかなかしっかり眠れないうちに夜が明ける。目を瞑っていると交感神経が昂っていて眠れないのだが、いざ目を開けると、眠くて仕方ない自分に気が付く。本当は疲れも溜まっていて、身体は休息したがっているのだ。身体は弛緩してリラックスはしているのだが、脳はなぜか冴えわたっていて休息を拒んでいる。

20年来の付き合いがある若い子と会う。若い子と言っても、7歳差なので、もう相手も立派なオッサンである。そのうち歳の差なんて関係なくなるのだろう。彼もいろいろと苦労はあったと思うが、いよいよ自分の力で大海に漕ぎ出した。後輩の面倒もみていて、素晴らしいことだと思う。自分がまだまだできてないことだ。

自分が提供できるものを惜しみなく差し出している人は清々しい。リーダーシップとは本来そういうものなのだろう。私利私欲よりも自然に人のことを、チームのことを優先できる。そうである人こそが、意義のあることを成し遂げることができる。自分に都合のいい言い訳などは捨て去って、虚心坦懐に人と接することのできる人間を目指したい。