据置型ゲーム機。

実家からゲーム機をもらった。確か14年くらい前に商店街の福引だか何だかで引き当てたものであり、今では生産中止になっている古い型のものである。子どもたちも不在になった実家で埃をかぶって置かれていたのだが、実家も徐々に断捨離を進めており、引き取ってくれという話になった。

わが家では携帯型のものを含めてゲームは子どもにやらせていなかったので、子どもは喜んでいる。しかしながら、うちの子はひとつのことをやり始めるとのめりこんでしまい、なかなか切り上げられない、切り替えもできなくなるので、ゲームなどを与えるのは尻込みしていたのだ。そろそろコントロールできるかなと思って導入したのだが、やっぱりのめりこんでいる。勉強やピアノに影響がでなければよいのだが。

とはいえ自分自身も確か小学2年生頃からゲームボーイファミコンをやり始めた記憶がある。いろんなゲームで遊んだし、自分の父親もよくゲームをやる人間だった。いまの自分にはその時間の余裕がないので、なんとものんびりした時代だったと言うべきだろうか。息子はこれからゲームとどう付き合っていくだろうかと思案している。みんながみんな流行を追う時代ではなくなったのは事実である。