明晰夢。

このところ、いやに明晰な夢を見る。内容はいたって日常の延長で、自分自身こういう状況になったら嫌だなあ、と潜在意識のなかで感じていたことが夢のなかで展開されていたり、はたまたこうなったらいいなあ、と思うことが出てきたりとさまざまである。

 

ちょっと前までは肉体的にややキツい局面だったので、夢などあまり見ず、気づいたら翌朝になっていた、という状況であった。年末年始にかけてその峠を越して、休みでうまくリセットできた部分もあって、夢を見るようになった、ということなのかもしれない。

 

メンタルのコントロールこそが自分の生命線であり、日常生活のなかでなによりも優先すべき事象なのだ、ということを改めて深く認識する。生きていれば、いろんなノイズに直面するし、環境の変化に伴って背負わなければならないものも相応に出てくる。そういったことに押しつぶされてダークサイドに堕ちることなく、むしろ適度な負荷を自分の成長の糧とできるか。そして、局面をコントロールするのはいつも自分なのだ、という気持ちを保てるか、それこそが最も重要なことで、それが崩れてしまっている時にむやみやたらに動くべきではないのだろう。