とあるブログにて、サンフランシスコのベイエリアの現状を読んだ。全くもってディストピアな世界だと思う。だからといってこの国を手放しで持ち上げることもできないけれども、日本の、特に地方はすぐに崩れることはないのだろうな、という妙な安心感はある。
ここから、カタストロフィのような不況がやってくるのかは、よくわからない。ただ、どんな世の中がやってきても、うまく立ち回る人たちはいて、現行の資本主義経済が続く限りは、そうした人たちが上澄みを掠め取っていくだろう。そうした恩恵にあずかれない人たちの困窮度合いは、ここにきて加速している。
果たして革命は起こるのだろうか、それとも、虐げられた人たちは、押さえつけられて従順に、もしくは苦しみながら人生を送るしかないのだろうか。いろんなことが限界に達してきているのは間違いない。いかに効率よく、マネーをかき集めるか、というゲームにしらけムードがでてきているのも、間違いない。