医療崩壊ぎみ。

息子のいびきがここ半月くらいひどいので、耳鼻科を予約しようと電話を入れたのだが、これがひどい混みようである。というかそもそも行きつけのクリニックのドクターがインフルエンザに罹患しているようで特別休診になっており、そのせいで近隣の耳鼻科もパンパンになっているのだ。

インフルエンザの流行、花粉症シーズンの開幕、いろいろ重なっているタイミングで、医療関係者までもがダウンしてしまうとこういう事態になる。インフルエンザの兆候が出れば無理に医者にかかろうとせずに、自宅で治すべき、という話が出るのももっともなことだと思う。数多ある業界でも、医療はギリギリの状態で現場の努力によってまわしている業界と言って間違いない。儲かる商売だと手放しでは喜べないだろう。犠牲にするものが多すぎる。

医療現場は志のある人たちの献身的な努力で成り立っている。もう少し、医療政策を司る人たちが、現場がスムーズに回るように配慮した政策を採用してくれればいいのにな、と思う。そうでなければ、どこかで医療も崩壊しかねないだろう。