ヒヤリハット。

息子が自分の仕事用のパソコンを手に取って、ふと検索履歴を調べて「〇〇って検索してるー」などと叫んだ。幸いにもあたりさわりのないキーワードだったものの、ヒヤリハット案件であった。

 

息子も完全にものの分別が分かる歳になってきてしまって、親のやることを細かく見ている。これぐらいならばバレていないだろう、なんとか隠し通せるだろう、という前提は通用しない。

 

思い返してみれば、自分の父親のビデオデッキの奥深くに飯島愛のイメージビデオを見つけたのは小3か小4の頃だったか。家族全員が留守のうちにこっそりと再生して見てみた記憶がある。その頃になれば裏ビデオ(これも死語)がどういうものかは分かっていたものだ。わかってはいてもあえて聞かない、胸のうちにしまっておく、という作法もよくわかっている。

 

そのうちに、息子にも、父親には秘密にしておくことも出てくるだろう。それでいいのだ

と思っている。彼には彼の人生があり、自分には自分の人生がある。口出しをしすぎるものではないものだ。