家族で少し離れた県のプールに遊びにいく。これまではTシャツ焼けをしていたのだが、見事に上半身全身がこんがりと焼けて、ヒリヒリしている。これだけ日焼けしたのはたぶん25年ぶりくらいでは。
施設は正直なところボロボロで、つぎはぎしながら使っているという感じである。建築コストもびっくりするほど高くなってきているので、同じものをこれから作っても事業としては全然ペイしない（ペイするには3-4倍くらい入場料を取らないといけない）のは確かだ。ピカピカじゃなくて、施設のそこかしこに昭和の香りが残っていて、それが気に入らない人もいるだろうけど、うちの子は少なくともすごく喜んで1日遊んでいた。
いま住んでいるところからはある程度離れているだけに、施設に訪れている人たちの顔つきもちょっと違う。なんというか、土地に根付いている人たちだなあ、という感想を持つ。ここで暮らせば、言葉も顔つきも身体つきも、変わったりもするのだろうか。
毎日勤勉に働いて、暮らしている人たちの息抜きの場所を提供するというのは、素晴らしい仕事だと思う。
