爆睡。

佐々木朗希の2週連続の驚異的な快投も1ミリも見ずに野球をしていた。少しずつ本格的に上のチームに参画することになり、土日のアクティブ度が増してきている。


野球というスポーツもまた、積み重ねのスポーツである。ひとつずつエッセンスを習得して強くなる。ありとあらゆる局面を身をもって経験していくことで、「野球脳」とでも言うべき暗黙知を増やしてゆく。センスがあれば、力が強ければたちどころに先達をごぼう抜きできる、というものでもない。


経験値を少しでも早くに積んでいくためのベースとなるのは、やはり体力である。休みの日に、朝から晩までずっと活動できることこそが全ての前提となる。もちろん、肘などの酷使はプレイヤーとしての寿命を早めてしまうことにつながるのだが、コンスタントに数をこなせること、抜擢されたときにすぐに動けるように準備ができていることは、上達へのなによりの近道になる。


休日も身体をしっかりと使って、死んだように眠る。ここから数年間はこんな日々が続きそうである。