調達難。

もう6年使っている電動自転車、一度前後輪ともにタイヤを変えたことはあったのだが、ついにリムが経年劣化に耐えきれずに歪んでしまった。一定回数以上ブレーキをかけると劣化してリムが歪んでしまうのはしょうがない。坂の多い町に住んでいることも劣化の原因になっているのだと思う。


専門店で修理をお願いすると、部品の調達環境が厳しくなっており、最長で3ヶ月ほどかかるとのこと。いまは保育園への行き帰りもないし、自転車なしで過ごそうと思えば過ごすこともできるので、なんとかなるが、必要に迫られているときであればたいそう困ったことだろう。


仕事でも資材の調達が厳しくなっていることはよく聞くが、身近なところでこれを実感したのははじめてのことであった。いままでは大量生産大量消費で、できるだけ安くモノを作ることが求められていたが、これからはそうもいかず、一度買ったものはメンテナンスしながら長く使い続けることが求められるようになるのだと思う。


デフレからもいよいよ脱却するだろう。いろんな場面で今までの価値観を捨てていかなければならない。