風と運命。

感染者数の増加は止まらないし、なんだか落ち着かない。淡々と、と何度も言っていながらも、そわそわと浮き足立っている自分もいる。普通どおりに通勤電車に乗って仕事をしている人は凄いな、と思う。


Covidに罹るにせよ、ワクチンによるなんらかの作用にせよ、それでなにか命を落とすようなことがあっても悔いはない、と思っていながらも、もしここで命が尽きてしまったらどうしよう、と思わないこともない。そういう意味では、吹っ切れていない部分もあるのだろう。


一方で、ワクチンの接種も進み、Covidを大げさに構える必要もないだろう、という態度に切り替わっている人が多いのも確かである。その認識が、陽性者の増加を後押ししている部分もあるだろう。そして誰もが奈落の底に突き落とされる場面もあるいはここから訪れるのかもしれない。


全ては運命であり、受け入れるものとして受け止める。やれることはやるけれども、けして無理はしないし、自分にとって必要がないと思われることを嫌々続けるようなことはしない。風は流れている。