分断。

オリンピックに興味があるかといえばそこまでではない。決勝戦などというシチュエーションになると見てしまう。世の中には、本当に朝から晩までテレビにかじりついている人も多くて、自分にはそこまでのモチベーションはないなと思ってしまう。それでも、4年間、今回は5年間を懸けてきたアスリートの積み重ねには、感動させられることも多い。


白けムードで開幕を迎えたオリンピックではあるが、はじまってしまうといつも以上にのめり込んでいる人も多い。東京開催だから、というよりは、Covidを乗り越えてここまでこぎつけたことへの感慨も深いのだろう。中止にしなくてよかったという人も多いのではないだろうか。


一方で、こんな状況でオリンピックをやっている場合ではない。中止にすべきだった、という意見が少なくないのも事実だと思う。オリンピックもまた、分断を深める要素のひとつになってしまっている。そして、分断を埋めようという人が本当に少なくなってしまっていることも感じる。


なんだかどちらの極にも乗り切れず、もやもやフワフワしているのが自分のいまの立場である。